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2023.06.12

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【GA4への移行間近!BtoC企業のデータ活用の現状は?】約7割が、マーケティングでのデータ活用に「課題あり」最も課題を感じる工程、46.0%が「データ利活用」と回答
〜約半数から、「今後データの質の向上に注力していきたい」との声〜

株式会社Macbee Planet(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:千葉 知裕、以下Macbee Planet)は、BtoC事業を行っており、Webサイトを運用している企業のマーケティング担当者102名を対象に、マーケティングでのデータ活用に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

 

調査サマリー

 

 

■調査概要

調査概要:マーケティングでのデータ活用に関する実態調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2023年5月26日〜同年5月28日

有効回答:BtoC事業を行っており、Webサイトを運用している企業のマーケティング担当者102名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

 

≪利用条件≫

1 情報の出典元として「株式会社Macbee Planet」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://macbee-planet.com/

 

■52.0%が、データ収集の際に活用しているツールは「Google アナリティクス」と回答

 「Q1.あなたがお勤め先で、データ収集の際に活用しているツールを教えてください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「Google アナリティクス」が52.0%、「カスタマーサーベイツール」が13.7%、「キーワードリサーチツール」が13.7%という回答となりました。

・Google アナリティクス:52.0%

・カスタマーサーベイツール:13.7%

・キーワードリサーチツール:13.7%

・競合サイト分析ツール:10.8%

・ソーシャルメディアアナリティクスツール:9.8%

・ウェブスクレイピングツール:7.8%

・ゼロパーティデータ収集のためのアンケートツール:5.9%

・その他:2.0%

・特にない:22.5%

・わからない/答えられない:12.7%

 

■現在のGA4へ「移行済み」と回答したマーケティング担当者は、45.3%

Q1で「Google アナリティクス」と回答した方に、「Q2.UA(ユニバーサルアナリティクス)は2023年7月1日に計測が終了することが発表されています。現在のGA4(Google Analytics4)への移行状況を教えてください。」(n=53)と質問したところ、「移行済み」が45.3%、「移行中」が28.3%という回答となりました。

・移行済み:45.3%

・移行中:28.3%

・移行を検討している:17.0%

・何も行っていない:3.8%

・あてはまるものはない:0.0%

・わからない:5.7%

 

■マーケティングにおいてのデータ活用、「ターゲット顧客のデモグラフィック情報」や「購入履歴」などの声

 「Q3.あなたは、マーケティングにおいてどのようなデータを活用していますか。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「ターゲット顧客のデモグラフィック情報」が46.1%、「購入履歴」が44.1%、「購買行動と嗜好」が36.3%という回答となりました。

 

・ターゲット顧客のデモグラフィック情報:46.1%

・購入履歴:44.1%

・購買行動と嗜好:36.3%

・ウェブサイトやアプリの利用データ:36.3%

・流入媒体:32.4%

・顧客のフィードバックやレビュー:30.4%

・SNS上の顧客データ:26.5%

・競合他社の情報:26.5%

・その他:0.0%

・特にない:7.8%

・わからない/答えられない:6.9%

 

■マーケティングでのデータ活用による効果、「顧客のニーズ把握」が64.4%で最多

Q3で「特にない」「分からない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.あなたは、マーケティングでのデータ活用により、どのような効果を感じていますか。(複数回答)」(n=87)と質問したところ、「顧客のニーズ把握」が64.4%、「新規顧客獲得数の増加」が52.9%、「マーケティング施策における課題の可視化」が43.7%という回答となりました。

・顧客のニーズ把握:64.4%

・新規顧客獲得数の増加:52.9%

・マーケティング施策における課題の可視化:43.7%

・LTV(顧客生涯価値)の向上:37.9%

・顧客行動に基づいた施策が打てるようになった:36.8%

・CVR(Webプロモーションにおける転換率)の向上:32.2%

・顧客データの社内共有が可能になった:16.1%

・その他:0.0%

・特にない:4.6%

・わからない/答えられない:1.1%

 

■マーケティングでのデータ活用による効果、「課題の絞り込みに役立つ」や「優良顧客の囲い込み」などの声

Q4で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、あなたがマーケティングでのデータ活用に対して感じている効果があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=86)と質問したところ、「課題の絞り込みには役立つ」や「優良顧客の囲い込み」など54の回答を得ることができました。

 

<自由回答・一部抜粋>

・64歳:課題の絞り込みには役立つ。

・66歳:優良顧客の囲い込み。

・64歳:流入経路からの顧客層。

・43歳:施策の精度が上がる。

・55歳:スムーズなデータ管理。

・53歳:社会の全体的な動向。

・40歳:効果的な費用の使い道を模索できること。

 

■約7割が、マーケティングでのデータ活用に対し、課題を実感

Q3で「特にない」「分からない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.マーケティングでのデータ活用に対し、課題を感じていますか。」(n=87)と質問したところ、「非常に感じている」が21.8%、「やや感じている」が48.3%という回答となりました。

 

・非常に感じている:21.8%

・やや感じている:48.3%

・あまり感じていない:19.5%

・全く感じていない:1.1%

・わからない/答えられない:9.2%

 

■マーケティングでのデータ活用における課題、「データの分析が難しい」が70.5%で最多

Q6で「非常に感じている」「やや感じている」と回答した方に、「Q7.マーケティングでのデータ活用に対して、どのような課題を感じていますか。(複数回答)」(n=61)と質問したところ、「データの分析が難しい」が70.5%、「十分な量のデータが収集できない」が44.3%、「データの加工・統合が難しい」が42.6%という回答となりました。

・データの分析が難しい:70.5%

・十分な量のデータが収集できない:44.3%

・データの加工・統合が難しい:42.6%

・データ活用の知識やスキルを持った人材が不足している:37.7%

・データ活用が属人化している:36.1%

・データを分析・可視化することだけが目的化してしまい、活用できていない:23.0%

・データセキュリティとリスク管理が難しい:19.7%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

 

■マーケティングでのデータ活用における課題、「時間がかかる」や「時代で変わる」などの声

Q7で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、あなたがマーケティングでのデータ活用に対して感じている課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=61)と質問したところ、「時間がかかる」や「時代で変わること」など42の回答を得ることができました。

 

<自由回答・一部抜粋>

・66歳:時間がかかる。

・57歳:時代で変わること。

・43歳:データに依存し過ぎるところがあって柔軟に施策を考えられない。

・53歳:ボリュームがありすぎて、どうまとめたら良いかが難しい。

・59歳:信頼度が定かではなく、判断に困ることが多々ある。。

・52歳:活用に個人差がある。

・52歳:総需要予測の難しさ。

 

■マーケティング業務において、約半数が「データの利活用」に最も課題を感じている

Q3で「特にない」「分からない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.あなたは、マーケティング業務において、データの収集、可視化、利活用の中で、どの工程に最も課題を感じていますか。」(n=87)と質問したところ、「データの可視化」が35.6%、「データの利活用」が46.0%という回答となりました。

 

・データの収集:12.6%

・データの可視化:35.6%

・データの利活用:46.0%

・どの工程にも課題を感じていない:5.7%

 

 

■今後マーケティングでのデータ活用に関する取り組みで注力したいこと、「データの質の向上」が49.4%で最多

Q3で「特にない」「分からない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.あなたが、今後マーケティングでのデータ活用に関する取り組みで注力していきたいことを教えてください。(複数回答)」(n=87)と質問したところ、「データの質の向上(必要なデータ・情報の選定など)」が49.4%、「データ活用のノウハウの蓄積」が48.3%、「データの可視化」が46.0%という回答となりました。

 

 

・データの質の向上(必要なデータ・情報の選定など):49.4%

・データ活用のノウハウの蓄積:48.3%

・データの可視化:46.0%

・データ処理の自動化:40.2%

・データ活用の体系化/システム化:29.9%

・データ量の増加:26.4%

・データ活用に関する予算増加:16.1%

・その他:0.0%

・特にない:3.4%

・わからない/答えられない:2.3%

 

まとめ

今回は、BtoC事業を行っており、Webサイトを運用している企業のマーケティング担当者102名を対象に、マーケティングでのデータ活用に関する実態調査を実施しました。

 

まず、データ収集の際に活用しているツールとして、半数以上のマーケティング担当が「Google アナリティクス」と回答し、来月に迫ったUAの計測終了に向けて、GA4への移行済みであることがわかりました。また、マーケティングにおいて、「ターゲット顧客のデモグラフィック情報」や「購入履歴」などのデータを活用することにより、「顧客のニーズ」といった効果を感じているようです。

 

一方で、約7割がマーケティングでのデータ活用に対し、課題を実感しており、具体的には「データ分析が難しい」などの声が挙がっています。特にビジネス課題を解決するためにデータを用いてアプローチする「データ利活用」の工程に最も課題を感じており、今後は、分析目的に合ったデータ取得などといったデータの質の向上の取り組みに注力していきたいと回答したマーケティング担当者が半数近くいました。

 

デジタルマーケティングが急速に普及している今、データの利活用の重要性は高まっています。これからは、データをうまく利活用できることが、マーケティングにおける課題解決の一つと言えるのではないでしょうか。

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