2023.07.06
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【Z世代の買い物はSNSが主流に】Z世代の約7割は「SNSコンテンツ閲覧後の商品購入経験あり」それぞれのメディアで購入に至ったコンテンツの違いとは?
〜独自のECサイトを閲覧するZ世代のメディア態度も明らかに〜
株式会社Macbee Planet(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:千葉 知裕、以下Macbee Planet)は、1日に2時間以上SNSを使用しているZ世代(18〜26歳)111名を対象に、Z世代の情報収集とメディア選択に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
■調査サマリー
■調査概要
調査概要:Z世代の情報収集とメディア選択に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年5月31日〜同年6月5日
有効回答:1日に2時間以上SNSを使用しているZ世代(18〜26歳)111名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
- 情報の出典元として「株式会社Macbee Planet」の名前を明記してください。
- ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://macbee-planet.com/
■約7割のZ世代が、SNSのコンテンツを閲覧後に商品やサービスの購入に至った経験があると回答
「Q1.あなたは、SNSのコンテンツ(Instagram、TikTok、YouTube、Twitterなど)を閲覧後に商品やサービスの購入に至った経験はありますか。」(n=111)と質問したところ、「何度もある」が29.7%、「数回程度ある」が36.9%という回答となりました。
・何度もある:29.7%
・数回程度ある:36.9%
・一度だけある:4.5%
・一度もない:22.5%
・わからない/答えられない:6.3%
■閲覧後に商品やサービスの購入に至ったSNS、「Instagram」が67.1%で最多
Q1で「何度もある」「数回程度ある」「一度だけある」と回答した方に、「Q2.閲覧後に商品やサービスの購入に至ったSNSについて教えてください。(複数回答)」(n=79)と質問したところ、「Instagram」が67.1%、「YouTube」が64.6%という回答となりました。
・Instagram:67.1%
・YouTube:64.6%
・TikTok:40.5%
・Twitter:40.5%
・その他:2.5%
・わからない/答えられない:1.3%
■閲覧後に商品購入に至ったInstagramのコンテンツ、「ユーザーによるレビュー」が60.4%で最多
Q2で「Instagram」と回答した方に、「Q3.あなたが、閲覧後に商品購入に至ったInstagramのコンテンツについて教えてください。(複数回答)」(n=53)と質問したところ、「ユーザーによるレビュー」が60.4%、「モデルやインフルエンサーのPRコンテンツ」が49.1%、「企業が発信する商品情報」が34.0%という回答となりました。
・ユーザーによるレビュー:60.4%
・モデルやインフルエンサーのPRコンテンツ:49.1%
・企業が発信する商品情報:34.0%
・商品を活用した動画・画像コンテンツ:32.1%
・友人の投稿:30.2%
・セールやクーポンに関する情報:30.2%
・ショッピング機能を活用した直接的な購入:24.5%
・広告からの購入:17.0%
・参加型のキャンペーンコンテンツ:11.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:1.9%
■閲覧後に商品購入に至ったTikTokのコンテンツ、「友人の投稿」が56.2%で最多
Q2で「TikTok」と回答した方に、「Q4.あなたが、閲覧後に商品購入に至ったTikTokのコンテンツについて教えてください。(複数回答)」(n=32)と質問したところ、「友人の投稿」が56.2%、「ユーザーによるレビュー」が53.1%、「商品を活用した動画・画像コンテンツ」が53.1%という回答となりました。
・友人の投稿:56.2%
・ユーザーによるレビュー:53.1%
・商品を活用した動画・画像コンテンツ:53.1%
・モデルやインフルエンサーのPRコンテンツ:46.9%
・ショッピング機能を活用した直接的な購入:34.4%
・企業が発信する商品情報:31.2%
・参加型のキャンペーンコンテンツ:25.0%
・セールやクーポンに関する情報:21.9%
・広告からの購入:18.8%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■閲覧後に商品購入に至ったYouTubeのコンテンツ、「ユーザーによるレビュー」が51.0%で最多
Q2で「YouTube」と回答した方に、「Q5.あなたが、閲覧後に商品購入に至ったYouTubeのコンテンツについて教えてください。(複数回答)」(n=51)と質問したところ、「ユーザーによるレビュー」が51.0%、「モデルやインフルエンサーのPRコンテンツ」が47.1%という回答となりました。
・ユーザーによるレビュー:51.0%
・モデルやインフルエンサーのPRコンテンツ:47.1%
・友人の投稿:31.4%
・ショッピング機能を活用した直接的な購入:31.4%
・商品を活用した動画・画像コンテンツ:31.4%
・企業が発信する商品情報:23.5%
・セールやクーポンに関する情報:19.6%
・広告からの購入:19.6%
・参加型のキャンペーンコンテンツ:15.7%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:2.0%
■閲覧後に商品購入に至ったTwitterのコンテンツ、「ユーザーによるレビュー」が62.5%で最多
Q2で「Twitter」と回答した方に、「Q6.あなたが、商品購入に至ったTwitterのコンテンツについて教えてください。(複数回答)」(n=32)と質問したところ、「ユーザーによるレビュー」が62.5%、「モデルやインフルエンサーのPRコンテンツ」が46.9%という回答となりました。
・ユーザーによるレビュー:62.5%
・モデルやインフルエンサーのPRコンテンツ:46.9%
・友人の投稿:40.6%
・商品を活用した動画・画像コンテンツ:40.6%
・企業が発信する商品情報:34.4%
・ショッピング機能を活用した直接的な購入:28.1%
・参加型のキャンペーンコンテンツ:25.0%
・セールやクーポンに関する情報:25.0%
・広告からの購入:15.6%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:3.1%
■値段の他に独自ECサイトを閲覧する際の観点、「サイトの操作性」が47.7%で最多
「あなたがEC・ネット通販を活用し買い物をする頻度を教えてください。(Amazonや楽天市場などのモール形式、日用品や子供服などの定期購買は除きます)」という設問で「毎日」「週に2.3回程度」「週に1回程度」「月に1.2回程度」と回答した方に、「Q7.あなたは、値段の他にどの観点を意識して、独自ECサイトを閲覧していますか。(複数回答)」(n=65)と質問したところ、「サイトの操作性」が47.7%、「配布されるポイント」が36.9%、「サイト内のコピーやメッセージ」が30.8%という回答となりました。
・サイトの操作性:47.7%
・配布されるポイント:36.9%
・サイト内のコピーやメッセージ:30.8%
・サイトのデザイン性:29.2%
・起用されているモデル:24.6%
・企業側とのコミュニケーションの円滑さ:20.0%
・返品対応などのアフターサービス:16.9%
・その他:3.1%
・特にない:4.6%
・わからない/答えられない:6.2%
■値段の他に独自ECサイトを閲覧する際の観点、「口コミ」や「配送の早さ」などの声
Q7で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、
「Q8.Q7で回答した以外に、独自ECサイトの閲覧時、値段の他に意識しているポイントがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=58)と質問したところ、「口コミ」や「配送の早さ」など38の回答を得ることができました。
■自社ECサイトで買い物をする理由、「ポイントが貯められるから」が44.4%で最多
「あなたがEC・ネット通販を活用し買い物をする頻度を教えてください。(Amazonや楽天市場などのモール形式、日用品や子供服などの定期購買は除きます)」という設問で「ECでの買い物は行わない」以外を回答した方に、「Q9.あなたがAmazonや楽天市場などのモール型ECではなく、自社ECサイト(独自ECサイト)で買い物をする理由を教えてください。(複数回答)」(n=99)と質問したところ、「ポイントが貯められるから」が44.4%、「欲しい商品を探す手間が少ないから」が36.4%、「商品に関する情報量が多いから」が33.3%という回答となりました。
・ポイントが貯められるから:44.4%
・欲しい商品を探す手間が少ないから:36.4%
・商品に関する情報量が多いから:33.3%
・自社ECサイトの方が信頼できるから:27.3%
・決済方法の種類が豊富だから:23.2%
・商品の返品・交換がしやすいから:12.1%
・その他:1.0%
・わからない/答えられない:13.1%
■まとめ
今回は、1日に2時間以上SNSを使用しているZ世代(18〜26歳)111名を対象に、Z世代の情報収集とメディア選択に関する実態調査を実施しました。
まず、Z世代の約7割が、InstagramやYouTubeなどのSNSのコンテンツを閲覧後に商品やサービスの購入に至った経験があることがわかりました。さらに、どのSNSにおいても商品購入に至ったコンテンツとして、「ユーザーによるレビュー」が半数以上占める結果となりました。また、値段の他に「サイトの操作性」や「配布されるポイント」を意識して独自ECサイトを閲覧していることがわかりました。Amazonや楽天市場などのモール型ECではなく、「ポイントが貯められる」や「欲しい商品を探す手間が少ない」といった理由から自社ECサイトで買い物しているZ世代が多いようです。
今回の調査で、デジタルネイティブであるZ世代は、SNSでのユーザーによるレビューを参考にして商品を購入している傾向が高く、また「ポイントが貯められる」といったコスパ観点の他に「欲しい商品を探す手間が少ない」のタイパ観点で商品を選択していることが明らかになりました。次世代の消費者の主役ともいわれているZ世代へのブランディングには、SNS上における実際に商品やサービスを利用したユーザーの意見が重要といえそうです。
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