2022.06.21
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「顧客データの分析」が「十分にできている」は、28.3%
一方、分析のできていないマーケティング担当者は92%が分析の重要性を認識
〜分析できていない理由として「分析するデータが整理されていない」や「分析観点がわからないから」などの声〜
株式会社Macbee Planet(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:千葉 知裕、以下Macbee Planet)は、サブスク事業(定期通販や通信・水などのリカーリングモデル含む)のマーケティング担当者106名に対し、マーケティングDXに関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
■本調査のサマリー
■調査概要
調査概要:マーケティングDXに関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年4月25日~同年4月27日
有効回答:サブスク事業(定期通販や通信・水などのリカーリングモデル含む)のマーケティング担当者106名
■サブスク事業のマーケティング担当者、顧客データを十分に分析・活用出来ているマーケティング担当者、わずか3割
「Q1.サブスク事業のマーケティングを行う上で、顧客データの分析と顧客データの活用をどの程度できていると思いますか。」(n=106)と質問したところ、「顧客データの分析」は「十分にできている」が28.3%、「顧客データの活用」は「十分にできている」が31.1%という回答となりました。
■顧客データの分析ができていない理由、「分析するためのデータが整理されていないため」が52.0%、「有効な分析観点がわからないため」が48.0%
Q1で顧客データの分析が「あまりできていない・全くできていない」と回答した方に、「Q2.分析ができていない理由を教えてください。(複数回答)」(n=25)と質問したところ、「分析するためのデータが整理されていないため」が52.0%、「有効な分析観点がわからないため」が48.0%、「顧客データ量が少ないため」が36.0%という回答となりました。
■顧客データの分析が出来ていないマーケティング担当者の92.0%が、「顧客データの分析」の重要性を認識
Q1で顧客データの分析が「あまりできていない・全くできていない」と回答した方に、「Q3.顧客データの分析は、今後のマーケティングを進める上で重要だと思いますか。」(n=25)と質問したところ、「非常に重要」が56.0%、「やや重要」が36.0%という回答となりました。
■顧客データの分析が重要だと思う理由、「購買に繋がる顧客を特定するため」が60.9%、「顧客の関心を喚起するメッセージやクリエイティブを作るため」が52.2%
Q3で「非常に重要」「やや重要」と回答した方に、「Q4.顧客データの分析が重要だと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=23)と質問したところ、「購買に繋がる顧客を特定するため」が60.9%、「顧客の関心を喚起するメッセージやクリエイティブを作るため」が52.2%、「顧客満足度を向上させるため」が52.2%という回答となりました。
■顧客データの活用ができていない理由、「活用ノウハウがないため」が60.6%、「新規集客とCRMでのデータ管理が統一されていないため」が48.5%
Q1で顧客データの活用が「あまりできていない・全くできていない」と回答した方に、「Q5.活用ができていない理由を教えてください。(複数回答)」(n=33)と質問したところ、「活用ノウハウがないため」が60.6%、「新規集客とCRMでのデータ管理が統一されていないため」が48.5%という回答となりました。
■94.0%が、「顧客データの活用」は今後のマーケティングを進める上で重要と回答
Q1で顧客データの活用が「あまりできていない・全くできていない」と回答した方に、「Q6.顧客データの活用は、今後のマーケティングを進める上で重要だと思いますか。」(n=33)と質問したところ、「非常に重要」が54.6%、「やや重要」が39.4%という回答となりました。
■顧客データの活用が重要な理由、「サービス改善に活かすため」が58.1%、「CRMが重要になってくると思うため」が51.6%
Q6で「非常に重要」「やや重要」と回答した方に、「Q7.顧客データの活用が重要だと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=31)と質問したところ、「サービス改善に活かすため」が58.1%、「CRMが重要になってくると思うため」が51.6%という回答となりました。
■96.2%が、「顧客データの分析・活用を行い、LTV最大化を実現するサービス」に興味
Q6で「非常に重要」「やや重要」と回答した方に、「Q8.顧客データの分析・活用を行い、LTV最大化を実現するサービスがあれば、欲しいですか。」(n=106)と質問したところ、「とても欲しい」が56.6%、「やや欲しい」が39.6%という回答となりました。
■まとめ
今回、サブスク事業(定期通販や通信・水などのリカーリングモデル含む)のマーケティング担当者106名に対し、マーケティングDXに関する実態調査を実施いたしました。
まず、サブスク事業のマーケティング担当者のうち、「顧客データの分析」が十分にできているのは28.3%、「顧客データの活用」が十分にできているのは31.1%と、どちらにおいても約3割という結果となりました。
顧客データの分析ができていない理由では、「分析するためのデータが整理されていないため」52.0%、「有効な分析観点がわからないため」48.0%などが上位に。一方で、顧客データの分析が出来ていないマーケティング担当者の92.0%が、「顧客データの分析」の重要性を認識しており、その理由として、「購買に繋がる顧客を特定するため」(60.9%)や「顧客の関心を喚起するメッセージやクリエイティブを作るため」(52.2%)などの声が上がりました。
また、顧客データの活用ができていない理由を伺うと、「活用ノウハウがないため」が60.6%、「新規集客とCRMでのデータ管理が統一されていないため」が48.5%という結果になりました。一方、顧客データの分析同様、顧客データの分析が出来ていないマーケティング担当者の94.0%が、「顧客データの活用」は今後のマーケティングを進める上で重要と回答しており、その理由として、「サービス改善に活かすため」が58.1%、「CRMが重要になってくると思うため」が51.6%という結果になりました。
今回の調査で、サブスク事業のマーケティングにおいて、顧客データの分析・活用が十分に行われていない実態が明らかになりました。顧客データを分析することで、購買に繋がる顧客の特定や顧客の関心を喚起するメッセージやクリエイティブの制作が可能になるだけでなく、顧客データを活用することで、サービス改善やCRMに繋がるなどの理由で、9割以上のマーケティング担当者が顧客データの分析・活用の重要性を認識しているようです。一方、時間や人材が不足しているため分析・活用するためのデータが整理出来ていない、ノウハウを構築できていないなどの課題を抱えているマーケティング担当者も多く、現在のサブスク業界において、顧客データの分析・活用および、LTVの最大化は必要になるのではないのでしょうか。
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